神話のふるさと

いまどきの学生旅行は、海外よりも国内のほうが人気があります。海外旅行だとパスポートを取るなどの手間もかかりませんし、何と言っても予算のことをあまり気にかける必要がないからです。

さて、国内旅行をどこにするかとなると、やはり北海道とか沖縄などが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

どちらもおすすめの人気スポットで、旅行で行ったことがある人も多いでしょう。しかし、そのほかに適当な旅行先がないわけではありません。

いろいろ考えていると、いくつもの候補が浮かび上がってくるでしょう。ここでは、最近密かに人気が出てきている国内の旅行スポットのうちの一つ、宮崎を取り上げてみたいと思います。

いっとき宮崎が注目されるようになった背景には、元タレントが知事に就任したことの影響もあります。宮崎のセールスポイントをテレビなどいろいろな場面でアピールしたため、大きく脚光を浴びることになりました。

それで学生のあいだにも人気が広まり、宮崎が学生旅行で選ばれることも多くなったようです。

宮崎で有名なものといえば、みやざき地頭鶏(みやざきじとっこ)があります。その昔、美味しい地鶏を当時の地頭職に献上していたことが名前の由来だそうです。

天然記念物の「地頭鶏」を原種鶏として宮崎県畜産試験場で交配様式を確立し、2004年に「みやざき地頭鶏」と名称を定めました。

4~5ヶ月の長い期間、清涼な空気と広大な土地で育った「みやざき地頭鶏」は、肉質に弾力があり、ジュワーっとした旨味が堪能でき、とても人気が高く、日本三大地鶏である名古屋コーチンと同じくらいの供給数があります。

その他、宮崎には、「フェニックス・シーガイア・リゾート」や「バンヤンツリー・スパ」など、ゆっくりとリラックスできて、おいしい食べ物が食べられるおすすめのスポットがいろいろとあります。

時は遥か昔、宮崎は、紺碧の大海原を見晴らし、「日向」の国と呼ばれていました。日本最古の歴史書といわれている太安万侶により編纂された『古事記』があります。

『古事記』上巻に登場する場所のおよそ3分の2が宮崎周辺を舞台にしたといわれます。いうまでもなく『古事記』は、天地が創造され、神々が生まれ、日本の島々が生まれるシーンから始まる物語です。宮崎は、この「神話」の舞台となっているのです。

神話のふるさと宮崎では、どんな神様があなたを迎えてくれるのでしょうか? いちど足を踏み入れてみたいのが宮崎の地です。

卒業旅行

日本には、たくさんの高校や大学がありますが、最終学年を迎え卒業が近づいてくるまえに、最後の思い出作りにみんなで学生旅行に行きたいと考えて計画を立てる人も多いことでしょう。

とくに高校を卒業してしまうと、県外の大学に行ってしまったり、就職したりと、今まで仲が良かった友達と離れ離れになることも多いものです。そうなる前に、楽しい旅行をして最後のいい思い出をつくることをおすすめします。

学生さんにおすすめなのは、やはり国内旅行です。海外になると親からの援助も多大なものが必要になってきますし、できるだけ多くのお友達と行くということを考えると、やはり国内旅行という選択になってくるのではないでしょうか?

ですので、旅行の前にまず確認しておきたいのが、予算をどれくらいにするかということです。これは友達同士ではもちろん、両親から出してもらう人は、旅行日までの日数もみて余裕の取れるように父母とも相談しておくことが必要です。

次は、いつ行くのかという期日を決めましょう。期日は、旅行先の見頃の季節も勘案して決める必要が出てくるでしょう。また、旅の日数をどのくらいにするか、幾泊するかによって、予算も大きく変わってきます。

また、どこかのツアーを利用していくのか? 独自の旅ルートを設定し、自分たちで予約していくのかも決めなければなりません。

ツアーを利用したほうが、あらかじめすべて予定が立てられているので、計画を立てるのは楽です。ただし、当然のことながら、旅先での自由な行動は少なくなってきますが、あわただしいなかでの準備ということもあるので、それぞれ状況に応じて、どちらかを選択して旅行に旅立ちましょう。

さて、国内に旅先を決めたとして、どこが最有力候補になるのでしょうか。みなさまが真っ先に思い浮かべるのは、国内有数の観光都市でもある京都が多いのではないでしょうか?

見所がたいへん多い観光地ということもあり、学生旅行で京都を訪れる人も多いようです。京都は世界文化遺産に登録されていることもあり、海外からの観光客もたくさん訪れます。

京都というと、やはり思い浮かぶのはお寺ではないでしょうか。「清水の舞台から飛び降りる」で有名な「清水寺」、「東寺」「大徳寺」「西芳寺」など有名なお寺がたくさんあります。

観光案内のパンフレットでも、「龍安寺」の石庭を見たことがある人も多いでしょう。あそこの庭にたたずめば何時間でも、そこに座っていることができます。イベントや祭事も多いので、ぜひ行ってみたいところの一つです。

また、京都には温泉もたくさんあります。そのため、ゆっくり過ごしたいという人にもおすすめです。市街地から少し離れるものの、とくに湯の花温泉などは、趣向を凝らした旅館がいっぱいあります。じっくりと京都観光をした後、リラックスして温泉につかり、伝統の風情を楽しむのは粋なものですね。

日本人としては、まず国内のことについて知ってから、海外の旅行に出ていきたいものです。そうしないと、日本のよさも、海外のよさも、充分にはわからないということになってしまいます。

そういう意味でも、歴史ある京都は旅の最初に行くのにおすすめです。気の合う仲間同士で、落ち着いて、しかし楽しく日本の歴史を感じるというのは、とても価値がある貴重な記憶として、将来に残る旅になるのではないでしょうか。

最後の学生旅行になりますから、みんなでよく話し合い、それぞれの意見を取り入れて、京都を満喫できる旅にしましょう。