石見銀山

島根県の「石見銀山」が、ユネスコの世界遺産にその名が登録されたのは、2007年のことでした。石見銀山は、日本有数の銀鉱山でした。

石見銀山が世界遺産に認定されたのは、石見銀山の採掘資源は当時、日本国内だけではなく、ヨーロッパ、アジアなどへも輸出され、経済的・文化的な交流をもたらしていたことが挙げられています。

石見銀山は、現在まで鉱山開発のようすや、銀発掘のようすがわかる遺跡が残されていることのほかに、銀鉱山が、周囲の集落や自然など地域一帯が文化的景観を構成していて、今も当時の様子を伺い知ることができると判断されたようです。

「石見銀山」のなかで世界遺産に登録された資産は全部で14あり、次のとおりです。

1.銀山柵内(ぎんざんさくのうち)
2.代官所跡(だいかんしょあと)
3.矢滝城跡(やたきじょうあと)
4.矢筈城跡(やはずじょうあと)
5.石見城跡(いわみじょうあと)
6.大森銀山(おおもりぎんざん)重要伝統的建造物群保存地区
7.宮ノ前地区(みやのまえちく)
8.熊谷家住宅(くまがいけじゅうたく)
9.羅漢寺五百羅漢(らかんじごひゃくらかん)
10.鞆ケ浦道(ともがうらどう)
11.温泉津沖泊道(ゆのつおきどまりどう)
12.鞆ケ浦(ともがうら)
13.沖泊(おきどまり)
14.温泉津(ゆのつ)重要伝統的建造物群保存地区

石見銀山は、戦国時代から江戸時代前半にかけて、世界の銀の3割ほども産出していたと伝えられ、当時日本最大の銀山でした。

現在は、銀鉱石を掘るためにつくられた坑道は、一般公開されていて、多くの観光客がその道を辿ることができます。石見銀山は徒歩で観光散策することになっており、最寄りの駐車場から往復5キロほどの道程です。

世界にもたくさんの鉱山がありますが、石見銀山が世界遺産に登録されるほど評価されたの、自然を守り、森林を残し、環境への負荷を最小限にとどめたからです。このような鉱山は世界的にも非常に貴重なものです。

当時の採掘工具、鉱石、古文書、絵巻などは、「石見銀山資料館」に展示されています。

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